尾道−呉旅行記 1日目の3(大和乗艦編)

乗艦せよ!という煽り文句にのせられ、はるばるここまできて、いよいよ乗艦。
向島に上陸。ロケセットの会場へと向かう。
それにしても、この会場になった日立造船向島西工場のでかいこと・・・。
その中に巨大なクレーンが林立しているし。

なんというか、造船所がいたるところにある、造船の街だということがよくわかる。ちなみに、一番右に写っている渡船は駅前渡船。
どうしても福本渡船を使いたかったので、福本渡船にしたが、駅前渡船だと会場のまん前まで行ってくれる。

 

ロケセットへは橋を渡り造船所の敷地に中へ入る。
工場の敷地も冒頭の写真のようにあまりに広いので会場まで無料シャトルバスが出ている。

 

バスで会場に着くと、まずは艦首の前に組まれたやぐらをのぼって、菊のご紋の前で記念撮影。この大きさは戦艦や駆逐艦、重巡、軽巡などで決まっていたが、大和は特大サイズだったらしい。
ちなみに、正直言ってこの時点ではあまり大きさを感じなかった。

 

しかし、入場料を払い、横にまわってその巨大さに息を呑む。そして、再現されたいくつかの高角砲などでまるで要塞のようだ。鉄(くろがね)の城といった趣がある。
その左舷に儲けられたやぐらから乗艦する。いや、セットで半分しかないとはいえ、まさに乗艦といった感じだ。

  

写真左 でかい、でかすぎるよ。カメラに収まりきらない主砲。なんというか、写真を撮るには大きすぎて途方にくれる。
写真中央 本当はこの上に艦橋と測距儀があるはずだが。法規の都合で(木造建築の高さ制限)艦橋は不在。でもほんとなにかの要塞みたい。
写真右 大和板と呼ばれる海水に濡れても腐りにくい台湾ヒノキを使った甲板の板。しかし、セットでは杉の板(笑)

  

左 戦艦大和原寸大のパネル。撃沈された位置なども書いてある。
中 前半分だけが再現された図。

 
 

左 主砲の基部。駆逐艦一隻分もある重量の砲塔を水圧で回転させたらしい。
中 第二主砲
右 空をにらむ対空機銃

  

左 それにしても、この階段と比較してもでかい。本当はこの上に艦橋があったのだから、見上げるような高さだったろう。
中 これ、何?
右 大和の第二主砲と副砲の間を通って上を見上げるなんて経験、めったにできるものじゃない。というか、今後一生できないだろう。

  

大和艦上から尾道を望む。
ちなみに、山の上の城は歴史的価値ゼロ。廃園になった遊戯施設。翌日、ここまで苦労して登ることに(笑)

それにしてもドック、大きい。クレーン、大きい。工場の建物大きい。今日は大きいものばかり見た(笑)

 

(以下制作中)

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