バスで新尾道から市内へ走る間も、なかなか趣のある街並みで、期待が膨らむ。
早くもこの街が好きになりそう(女性にもだけど、街にも惚れっぽいのです)。
さて、バスを降りて目的のお店に行くと、なんと・・・・・長蛇の列。ぐはぁ
もう14時近くておなかすいてくるし(良く考えれば朝も新横浜の待合室で携行食糧バーだったし)、雨だし、これから半日でまだまだ見るところあるし、いくらおいしい店だからって、そんなに並んでられるかぁぁぁぁぁっ!!
というわけで、違うラーメン屋さんにした。
元祖尾道ラーメンとと書いてあるし、よさげだ。
中はカウンターがぎっしり。日替わり定食(尾道ラーメン、メンチカツ、ミニサラダ、ご飯、香の物)にした。
カウンターにぎっしり隣まで座っていたので写真をとる雰囲気じゃなかったので、ラーメン写真はなし。
ラーメンはおいしかったっ。小魚のダシ、色のついた灰色っぽいちぢれてない腰の強い麺。たくさんのったねぎと揚げ玉が特徴のようだ。
メンチカツは、まぁ、普通? カツとごはんまであったのでちょっとおなかいっぱい。お勧めのからさわのアイスも含め夕飯まで何も食べられなかったから、ラーメンだけでよかったかな。
町並みをみながら港へGo!。
途中、なんか民家の新聞受けが気になる。すりガラスの窓がちょうど新聞受けのサイズに切り取ってある。うーん、なかなか面白いセンスだ。
ああ、民家というか、旅館か。こういう旅館も風情があっていいかもしれない。
交差点の真正面にあいすキャンディー屋がある。そう、アイスキャンディー屋ではなく、ひらがなの「あいすキャンディー屋」なのである。
MAKOさんのアイスキャンディーという曲とは・・・多分関係ないと思う。でも、ソーダ味のあいすキャンディーを食べておけばよかったな。
あいすキャンディーの交差点のちょっと先はもう港。フェリー乗り場の文字が見える。
また、船の排気ガスの独特の香りもただよってくる。重油の香り?
全通甲板というのかな。車が後ろから乗って前から降りられるような甲板があって、左右が船室(非常に細長いんです。事故時には逃げにくくてかえって危ないかも)。上に操舵室があるフェリー。
こういう形状って独特ですよね。
というわけでフェリーの入出港をしばらく見つづけてしまった。ちなみに、このフェリーはしまなみフェリー。
乗りたいフェリーはもう少し駅側にある福本渡船という違うフェリーなんだけどね。
ちなみに、この桟橋、2006年8月28日に沈没してしまいました・・・orz。
その後、2006年12月20日に運行を再開しました。
ちなみに、対岸はこんな感じ。結構近くに見えているし確かに日本一短い船旅かも。
しかし、向島って造船の島なんですねぇ。日立造船をはじめ大きい造船所や巨大クレーンが林立しているし、乾渠にさりげなく船があがってるし。
クレーンがあるのが普通の光景なのでしょうね。
波止場の倉庫もなんかいい感じ。
まさに港町ですね。
倉庫の突き当たりの角に、平山角左衛門が祀ってあるという平山霊神社があります。
その横をとおりさらに西へと歩きます。
犬よけとはいえ、門がしまっているのでさすがに入りにくい雰囲気だったもので、お参りせずにスルー。すまん。
戦艦大和ロケセット
対岸に今回の目的の一つである、戦艦大和ロケセットがっ!
しかし、クレーン、大きいなぁ・・・・・。
新尾道三部作。あの夏の日−とんでろじいちゃん−のロケ地ですね。
おじいちゃんと一緒に時間を超える物語で、小指のない観音様が絡んだちょっとした謎解きもあって、結構好きです。
さらに、かみちゅ!の2話(かみちゅ! Vol.1収録)でベンチで休んでいるシーンでもつかわれたのです。
ベンチが塗り替えられて某有名アイス屋さんの宣伝になっているが・・・。
しかし、このからさわさんって、尾道では結構有名なアイス屋さんなのです。今回はおなかいっぱいで食べられなかった(汗)
なんか鳥さんが船の骨組みの上でポーズをとっていたのでぱちり。
しかし、よくみるとなかなか精悍でかっこいい鳥だねぇ。
なにやら交通規制がはじまった。むむむ・・・。
ちなみに撮影場所は多分福本渡船の曲がり角だとおもう。一番右にフェリーのりばと書いてあるし。
福本渡船に乗船。ちなみに、ここは尾道三部作のさびしんぼうの通学途中の渡船(百合子さんを送りに行った)でもあり、新尾道三部作ふたり(残念ながらまだ見ていない)のロケ地でもあるらしい。
さびしんぼうは濡れると死んじゃうらしいけど、この日は雨だった・・・(汗
また、ここはかみちゅ!のゆりえ様が通学につかっている渡船、日の出渡船のモデルですね。
かみちゅ! Vol.4のパッケージイラストにも描かれています。
※メモリーがいっぱいになったので、ここでCFカード交換した。
船着場には、さすがに神様御用達とはかいていない(ぉぃ
男子学生じゃまだ〜〜〜。のくのを待っていたら、とうぜん一本乗り逃してしまう。でもすぐ来る。
頻繁に運行らしい。
ところで船の前の板をフリップというのかな。これが倒れてくるから挟まれないように注意?それとも、スリップ注意?
接近してくる船。この船に乗船することになる。
乗船っ!
船内見取り図。第拾貮小浦丸という、1970年8月進水、船齢36年の船だ
で、あっという間に(3〜4分)対岸につく。
いろいよ向島上陸だっ!
ところで、この桟橋の上の屋根・・・。昔は全面にあったのだろうか?
それが長年の間に櫛のはが抜けるように飛ばされて脱落していったのだろうか。
頭上に脱落して落ちてこない事を祈りたい。
※ちなみに、料金は向島側で降りた後払う。向島から乗る時は乗る時に払う。
※写真の一番右上に写っている物体は、UFOではなく、日立造船のクレーンの一部。